斜里岳山頂は現在曇りで視界は1km未満。気温9.7℃、体感は7.8℃と低い。山麓との気温差は4.2℃あり、この差は行動計画に重要だ。日中も曇り空が続き、気温は11℃台で推移するが、視界の回復は見込み薄い。突風は最大11.4m/sで、新道(稜線)に出れば風の影響を強く受けるだろう。

今日の地面コンディションはウェットと判断する。降水は少ないが、高湿度と沢ルートの特性上、特に旧道(連続する滝)の岩場は常に湿っており滑りやすい状態が予想される。視界不良と相まって、足元への注意は普段以上に必要だ。低体温症のリスクも考慮し、ベースレイヤーには速乾性の長袖、ミッドレイヤーにフリース、アウターには防水透湿性のレインウェア上下を着用すること。休憩時にはさらに薄手のダウンや化繊綿の防寒着を羽織る準備も必要だ。

行動中は風による体感温度の低下と、濡れることによる冷えに注意すること。地図とコンパスまたはGPSは必須装備となる。アイゼンやチェーンスパイクは不要だが、滑りやすい路面に対応できる登山靴を選ぶこと。日中の降水確率は最大49%まで上がる時間帯があるが、雷の予報は出ていない。しかし夏山は天候が変わりやすい。

夕方以降は気温がさらに低下し、夜間は6℃台まで冷え込む。行動が長引く場合は、防寒対策を強化し、ヘッドランプも必ず携行すること。今日の新道(稜線)は視界不良のためオホーツク海展望は期待できない。