トムラウシ山頂は現在曇り、体感気温は10.5℃。湿度94%で視程は1km未満だ。山麓も弱い霧雨が降っている。日中は弱い霧雨が続き、気温は11℃台で推移するが、風速と湿度を考慮すると体感は7℃前後まで低下する。稜線や開けた場所では風の影響を強く受けるため、実際の体感はさらに低いとみるべきだ。

地面は湿っており、ロックガーデンや岩稜帯では滑りやすい状態が続く。北沼・南沼周辺の天空湿原も濃霧により視界が大幅に制限されるため、道迷いリスクが非常に高い。2009年の遭難事故のような気象急変を想起させる湿度と視界不良だ。防水透湿性のある上下の雨具とフリースなどの防寒着、防水手袋は必須となる。

夕方から夜間にかけては霧雨が強まり、気温は9℃台、体感は2〜5℃まで下がる。突風も10m/sを超え、低体温症のリスクが著しく高まるだろう。日帰り困難なロングコースであるため、早めの行動開始と余裕を持った計画、そして撤退判断の基準を明確にしておくことが命綱となる。