山頂現況はほぼ晴れ、気温11.1℃、体感9.9℃。山麓との気温差は8.1℃と大きく、高標高での冷え込みは依然として注意が必要だ。今日の千畳敷カールは穏やかな朝を迎えている。視程は20km以上と良好で、雄大な展望を楽しめるだろう。

日中の最高気温は15.7℃まで上昇する見込みだが、風が吹けば体感温度はさらに下がる。ベース、ミッド、アウターの三層レイヤリングを基本とし、防風防水シェルは必ず携行すること。地面は降水がなく全体的にドライで、八丁坂から稜線にかけては岩稜が露出している。アイゼンやチェーンスパイクは不要だが、急斜面である八丁坂での滑落には十分注意が必要だ。

午後は15時頃から薄曇りとなり、降水確率も61%まで上がる。雷注意報レベルではないが、3000m級での午後の積乱雲発生には常に警戒が必要だ。特に宝剣岳のような岩稜帯での雷は非常に危険となる。突風は最大6.1m/sで行動に支障はないが、稜線では風の影響を受けやすい。低体温症のリスクは常にあるため、行動中はこまめな休憩と栄養補給を心がけ、早めの行動開始・終了を推奨する。