剱岳山頂は午前7時15分現在、ほぼ晴れ。気温8.9度、体感は7.1度と肌寒い。風速2.2メートル毎秒、突風は8.3メートル毎秒。視程は良好だが、湿度90パーセントと高い。山麓との気温差は5.6度あり、稜線での冷え込みに注意が必要だ。

午前中は岩稜帯が比較的ドライな状態で推移する。別山尾根や早月尾根の鎖場も通過しやすいだろう。しかし午後12時以降、降水確率は41パーセント、15時には65パーセントまで上昇する。降水量はゼロミリの予報だが、高湿度と相まって岩場は次第にウェットなコンディションに変わる。特にカニのタテバイやヨコバイといった痩せ尾根の鎖場では、岩の濡れによる滑落リスクが高まる。ヘルメットは必携だ。

行動中の体感気温は日中8度から11度台で推移するが、停滞時や風の当たる場所では体温を奪われやすい。速乾性ベースレイヤー、フリース等のミッドレイヤー、防風防水シェルを基本とし、保温着も携行すること。午後にかけての天候悪化を避けるため、早めの行動開始と日中の下山を強く推奨する。

夕方以降は薄曇りから曇りへ移行し、気温は緩やかに低下する。夜間も防寒対策は怠らないこと。