今日の羅臼岳は穏やかな風に恵まれているが、山頂付近では視程1km未満の薄霧に包まれている。日中の気温は10℃から13℃程度で推移し、行動中はベースレイヤーに薄手のミッドレイヤーで十分だ。休憩時や風当たりのある場所では軽量なアウターシェルを羽織ること。山麓との気温差は10℃以上あり、適切なレイヤリングが不可欠だ。

地面は降水がなく基本的には岩稜露出だが、湿度は83%と高く、岩肌は湿っている可能性がある。滑りやすい箇所では慎重な足運びが求められる。特に羅臼コースや岩尾別コースの山頂直下岩稜帯では、視界不良と相まってルーファイが困難になり、滑落のリスクが高まる。視程の回復を待つか、早めの引き返しを検討すること。

自動リスク判定にある通り、予報期間中に7℃の気温低下が見込まれる。日中ピークの12.9℃から翌早朝3.5℃まで冷え込むため、行動中の急変に備え、防寒レイヤーは必ず一枚多めに携行する。ヒグマ生息域であるため、フードロッカーの携行と適切な対策は必須だ。雷リスクは皆無、強風の心配もない。しかし視界不良の中での行動は、低体温症より転倒・滑落のリスクが高い。日没後は気温が急速に下がるため、夜間行動は避けるべきだ。