今日の旭岳は快晴の朝を迎えている。山頂(1595m)の現況は気温11.1℃、体感9℃、風速2.1m/sと穏やかだ。山麓(1107m)は気温14.2℃で、標高差による気温の低下が明確に感じられる。日中は薄曇りに移行するものの、降水の心配はなく、視程は20km以上と良好だ。

日中の行動では、12時頃に山頂付近の気温は14.3℃まで上昇するが、突風は10.7m/sに達する可能性がある。風速1m/sで体感温度が約1℃下がるとすると、突風時は体感4℃程度まで冷え込む場面も想定される。ベースレイヤーに速乾性素材、ミッドレイヤーに薄手のフリース、アウターには防風・防水性のあるレインウェア上下を携行すること。休憩時の冷え込みに備え、薄手の保温着も必須となる。地面は降水がなく「ドライ」コンディションで、残雪もないため、軽快な歩行が可能だ。アイゼンやチェーンスパイクは不要だが、防風防寒兼用の雨具は必ず持参する。

雷のリスクは低いが、風の影響には注意が必要だ。ロープウェイ姿見駅から山頂へのルートは遮るものが少ない開けた場所が多く、突風に煽られる可能性もある。特に噴気孔群(地獄谷)周辺では、風向きによってはガスが流れてくる場合があるため、体調に異変を感じたら速やかにその場を離れること。低体温症のリスクは低いが、夏でも低温となる旭岳の特徴を理解し、適切なレイヤリングで汗冷えを防ぐ。日没後は気温が8℃台まで低下するため、夕方以降の行動は避けるのが賢明だ。