御嶽山山頂周辺は朝から弱い霧雨が続き、視程は1km未満の不良状態にある。体感気温は5.2℃と低く、湿度99%で肌寒い。山麓との気温差は9.6℃と大きく、標高差による環境変化に注意が必要だ。

日中も薄曇りから霧雨が断続し、視界の回復は見込み薄い。特に剣ヶ峰周辺や火口湖群では、突風17.5m/sから午後に18.5m/sまで強まる予報であり、行動には極めて慎重な判断が求められる。森林限界以上の白い火山礫斜面は、霧雨により濡れて滑りやすく、視界不良が重なることでルートを見失うリスクが高まる。2014年噴火災害の教訓を忘れず、ヘルメット携行も怠らないこと。

体感気温が5℃前後と低く、濡れたウェアでの行動は低体温症のリスクを著しく高める。防水透湿性のアウター上下は必須装備だ。ミッドレイヤーには厚手のフリースや薄手ダウン、ベースレイヤーは速乾性の化繊やウールを選び、防水グローブやニット帽も携行すること。地面は完全にウェットで、部分的に泥濘箇所もあるため、防水性のトレッキングシューズを着用し、足元に十分注意して進むこと。チェーンスパイクは不要だ。

夕方以降も霧雨が続き、気温はさらに低下して翌早朝には2.5℃まで冷え込む予報だ。日中の行動時間中に安全な場所まで下山する計画が不可欠となる。