白馬岳山頂は午前7時半時点でほぼ晴れながらも視程は1km未満、霧に包まれています。気温は6.3℃、体感は4.3℃と低く、湿度も90%と高い状態です。山麓との気温差は10℃以上あり、装備の選択には細心の注意が必要です。

午前中は比較的穏やかな天候が続きますが、正午頃から降水確率が75%に上昇、15時には強い霧雨、18時には本格的な雨となり、夜間にかけて雨量は増す見込みです。気温も午後は5℃台に低下し、降水と風の影響で体感はさらに下がります。低体温症のリスクが高まるため、防水透湿性のある上下雨具に加え、速乾性のベースレイヤー、フリース等のミッドレイヤー、防水手袋、帽子といった防寒対策は必須です。

地面コンディションは午前中から湿っており、午後は雨により全面がウェットで泥濘化します。特に大雪渓を通過する際は、視程不良と降水によるスリップ、落石のリスクが高まります。夏期も軽アイゼンが必要な区間であり、現状では軽アイゼンまたはチェーンスパイクの携行と使用が不可欠です。行動は午後の降水が始まる前、遅くとも15時には下山を完了する計画が望ましいでしょう。夜間は雨と突風が強まり、稜線での行動は極めて危険です。