山頂では現在、体感2.8℃と低い。日中にかけて気温は7℃台で推移するが、突風は14m/sを超える見込みで、体感は引き続き2〜3℃台となる。ベースレイヤーは速乾性の化繊かウール、ミッドには厚手のフリースや薄手の化繊インサレーション、アウターには防風防水性のハードシェルを着用し、手袋と帽子も必ず用意すること。行動中に汗をかき、風に晒されると低体温症のリスクが高まるため、こまめな着脱で体温を調整すること。
地面は降水がなく積雪もないため、おおむねドライな状態。しかし、9合目以上の崩落地形や脆い火山礫が露出している箇所では、強風により砂塵が舞い上がる可能性がある。特に鴛泊コースや沓形コースで登高する際は、足元をしっかりと確認し、滑落に十分注意が必要だ。アイゼンやチェーンスパイクは不要だが、雨具は防風着としても必携となる。
雷のリスクは低いが、強風による体感温度の低下が最大の注意点だ。現況の突風12.8m/s、日中予報の突風14.1m/sは行動を大きく妨げるレベルではないが、稜線ではバランスを崩しやすい。視程は良好に保たれる見込みだが、海風による一時的な濃霧の発生にも備えたい。行動は可能だが、稜線での強風と足元の不安定さに意識を集中させ、無理な行動は避けること。
夕方以降は風がやや落ち着くが、気温は4℃台まで低下する。日帰りでもヘッドライトは必ず携行し、下山が遅れた場合でも対応できるよう備えておくこと。
北海道
利尻山
Mt. Rishiri
2026年6月13日 07:24 更新
稜線は風強く、9合目以上火山礫に注意
Windy on exposed ridges. Expect cool temperatures and unstable volcanic gravel
現在の気象状況 — Current Conditions
▲ 山頂エリア (Summit)
気温 Temp
+6.8°C
風速 Wind
5m/s
SSW
天候 Weather
☁️ 曇り
体感 Feels Like
+2.8°C
▼ 登山口・山麓エリア (Base)
気温 Temp
+16.3°C
風速 Wind
5m/s
SSW
天候 Weather
☁️ 曇り
標高 Altitude
217m
山頂の3時間予報 — Summit Forecast
09:00
+8°C
5.5m/s
SSW
💧 0mm
(4%)
12:00
+8°C
5.5m/s
SSW
💧 0mm
(14%)
15:00
+7°C
5m/s
SSW
💧 0mm
(0%)
18:00
+6°C
3.7m/s
SSW
💧 0mm
(0%)
21:00
+4°C
3.7m/s
SSW
💧 0mm
(0%)
00:00
+4°C
4.3m/s
SSW
💧 0mm
(0%)
03:00
+5°C
4.3m/s
SSW
💧 0mm
(0%)
気象分析 — Analysis Report
日本語
コンディション概ね良好 — 通常の山岳安全対策を実施すること
English
Conditions generally good — Conduct standard mountain safety measures
Based on current data, the summit of Mt. Rishiri experiences a chilly real feel temperature of 2.8°C. Throughout the day, temperatures are expected to hover around 7°C, but gusts exceeding 14 m/s will maintain a low real feel of 2-3°C. For layering, wear a wicking base layer (synthetic or wool), a thick fleece or light synthetic insulation as a mid-layer, and
山岳ガイド — Mountain Guide
概要 Overview
北海道北部、日本海に浮かぶ利尻島にそびえる標高1,721mの独立峰。「利尻富士」とも呼ばれる美しい山容で、海から一気にせり上がる姿は北海道百名山の象徴的存在。利尻礼文サロベツ国立公園の核心部。
特徴・地形 Features
海抜0mから山頂まで一気に登る独立峰のため、登山開始時は森林帯、中腹から低木帯・高山帯と植生が劇的に変化。山頂直下の脆い火山礫の急斜面が核心部。
ベストシーズン Best Season
6月下旬〜9月中旬。それ以外の時期は雪と寒気で本格冬山となる。海風の影響で気象変化が激しい。
主要ルート Main Routes
鴛泊コース(最一般的・標高差1,500m超)、沓形コース(中級者向け・崩落で通行止めも多い)。
注意点・危険箇所 Cautions
山頂直下の崩落地形での滑落事故が多発。9合目から山頂は脆い火山礫で踏み抜き注意。海風による濃霧・低温に備える。
アクセス Access
稚内空港・稚内港からフェリーで利尻島へ。鴛泊港から登山口までタクシーまたはバス。
※ 本ガイド情報は一般的な参考資料であり、最新の登山道状況・規制情報は各自治体・登山口の公式情報をご確認ください。