九重連山山頂付近は現在、視程1キロメートル未満の濃い霧に覆われている。気温は12.2℃だが、西から吹く風速4.85m/s、突風11.8m/sの影響で体感温度は10.3℃と肌寒い。湿度99%と高く、牧ノ戸峠コースから中岳方面へ向かう稜線では、風の影響を強く受ける。視界不良による道迷いリスクも高いため、地図とコンパス、GPSを常に確認し、慎重な行動が求められる。

日中の予報では、正午頃に一時的にほぼ晴れる時間帯もあるが、午後15時以降は降水確率が71%に上昇する。地面は全体的にウェットから泥濘状態が続くため、特に坊ガツル湿原周辺や水気の多い場所では足元が滑りやすい。アイゼンやチェーンスパイクは不要だが、防水性のある登山靴と雨具は必ず携行すること。

体感温度が10℃前後で推移するため、速乾性ポリエステル素材のベースレイヤー、薄手のフリースや化繊インサレーションのミッドレイヤー、そして防風防水のアウターシェルを組み合わせたレイヤリングが必須だ。行動中の汗冷えや、休憩時の体温低下による低体温症に厳重に警戒し、こまめな着脱で体温管理を徹底すること。日没も近づくため、ヘッドランプを携行し、早めの行動を心がけたい。