今日の宮之浦岳は強い雨と濃霧に覆われている。山頂の視程は1km未満、午前中いっぱいは強い雨が続き、特に12時頃にかけては3時間で20mmを超える降水が予想される。山麓でも同様に強い雨が降り、山頂との気温差は3.1℃と標高による冷え込みがある。

このため、淀川登山口からのルート上にある沢は急激に増水し、渡渉は極めて危険な状態となる。花之江河から山頂に至る開けた稜線では濃霧による道迷いリスクが著しく高まる。山頂の体感気温は14.6℃だが、全身の濡れと突風15m/s超の風で低体温症のリスクが非常に高い。

地面は泥濘、岩場も滑りやすく滑落のリスクがある。厳重な防水透湿性のレインウェアと防水性の高い登山靴、十分な保温着(ミッドレイヤーにフリースなど)は必須だが、現在の状況での入山は避けるべきだ。今日の状況下では日帰りでの行動も困難を極める。

午後から夜にかけては雨量が減り、視界もやや回復する見込みだが、一度増水した沢の水位はすぐには下がらない。今日の行動は中止し、状況の好転を待つことを強く推奨する。