日中は弱い霧雨が続き、山頂付近の体感気温は0度前後で推移する。特に望岳台コースの森林限界を超える区間では、岩稜が濡れて滑りやすくなる。防水透湿性のアウター上下は必須だ。ベースレイヤーは速乾性、ミッドレイヤーにフリースや薄手ダウンを重ね、濡れによる低体温症を防ぐこと。手袋、帽子も必ず携行する。

風は全体的に弱いが、霧雨で体が濡れると体温は急速に奪われる。長時間の休憩は避け、行動中は常に体温管理を意識する。活火山である十勝岳では、火山ガス濃度が高い区間がある可能性も常に念頭に置き、体調に異変を感じたら直ちに引き返す判断が必要だ。アイゼンやチェーンスパイクは不要だが、滑りやすい岩稜に注意を要する。

夕方18時以降は天候が回復し、快晴となる見込み。ただし、気温はさらに低下し、夜間には0度前後まで冷え込む。行動が長引き、日没後に稜線に出る場合は、防寒着をさらに強化する必要がある。雷のリスクは低いが、視程は回復するものの、低温対策は継続する。