雌阿寒岳山頂は現在2.5℃、体感は-2.1℃。山麓より5℃近く低い。日中を通して曇り予報だが、気温は徐々に上昇し7.7℃まで達する見込み。しかし南風が5m/s前後で吹き、突風は15m/sを超える時間帯もあるため、体感は0℃を下回る時間が長くなる。ベースレイヤーは速乾性、ミッドにフリース、アウターは防風防水シェルが必須。手袋とニット帽も携行すること。

地面は降水がないため積雪はなく、ドライ傾向だが、風による体感温度の低下と湿度が55%であることから、ザレ場は砂埃が舞いつつも湿気を含んで滑りやすくなっている可能性がある。特にオンネトーコースからの火口縁への登りやザレた下山路では滑落に注意が必要だ。

南から南東に風向が変わる予報があり、活火山である雌阿寒岳の噴気孔群や火口湖(赤沼・青沼)周辺では、硫黄ガスの影響を受けやすい。風下側に入らないよう、常に風向きとガスの流れを意識し、異変を感じたら直ちに引き返す判断が求められる。

夕方18時以降は気温が1℃台まで低下し、21時頃からは弱い霧雨、深夜には霧雨となる予報。行動は日中のうちに終え、夕方以降の登山は避けるべきだ。視程は良好だが、天候変化に備え、ヘッドライトや予備の防寒着も必ず携行すること。