現在の谷川岳山頂は濃霧に包まれ、視程は1km未満。気温1.3℃、体感は-2.3℃と肌寒い。湿度99%であり、空気は重く湿っている。山麓との気温差は7.7℃と大きく、標高を上げるにつれて急速に気温が低下する状況だ。
日中の行動時間帯は、気温が最高で5.8℃まで上がるものの、突風は15.9m/sに達する見込み。トマの耳・オキの耳といった双耳峰の稜線では、風に煽られ体感気温はさらに低く感じるだろう。レイヤリングは汗冷え防止の速乾性ベース、保温性のフリースなどのミッド、そして防風防水のアウター上下が必須。手袋、帽子も忘れず携行すること。地面は積雪がなく、降水もほとんどないが、濃霧と高い湿度で岩場や露出した箇所はウェットコンディション。濡れた岩は滑りやすく、特に一ノ倉沢・東面岩壁群のような急峻な場所での滑落リスクが高まる。
午後にかけては薄曇りとなる時間帯もあるが、視界の劇的な回復は期待薄。夜間にかけて再び曇りとなり、午前3時には弱い霧雨が予報されている。このため、雨具は必ず携行し、使用に備えるべきだ。雷のリスクは低いが、強風と視界不良によるルートロスト、濡れによる低体温症のリスクは依然として高い。行動は慎重に、無理な計画は避けること。
群馬県・新潟県
谷川岳
Mt. Tanigawa
2026年5月23日 07:08 更新
稜線は濃霧と強風。濡れた岩場に滑落注意
Dense Fog and Gusty Winds on Ridge. Prepare for Wet Conditions and Limited
現在の気象状況 — Current Conditions
▲ 山頂エリア (Summit)
気温 Temp
+1.3°C
風速 Wind
3.2m/s
SSE
天候 Weather
☁️ 曇り
体感 Feels Like
-2.3°C
▼ 登山口・山麓エリア (Base)
気温 Temp
+9°C
風速 Wind
1.6m/s
S
天候 Weather
☁️ 曇り
標高 Altitude
750m
山頂の3時間予報 — Summit Forecast
09:00
+2°C
3.4m/s
SSE
💧 0mm
(6%)
12:00
+5°C
3.7m/s
SSE
💧 0mm
(2%)
15:00
+6°C
3.9m/s
SSE
💧 0mm
(0%)
18:00
+4°C
3.5m/s
SSE
💧 0mm
(2%)
21:00
+2°C
3.7m/s
SSE
💧 0mm
(31%)
00:00
+2°C
4m/s
SSE
💧 0mm
(63%)
03:00
+2°C
3.6m/s
SSE
💧 0.2mm
(86%)
気象分析 — Analysis Report
日本語
コンディション概ね良好 — 通常の山岳安全対策を実施すること
English
Conditions generally good — Conduct standard mountain safety measures
Currently, Tanigawadake summit is enveloped in dense fog, with visibility below 1km. The temperature is 1.3°C, feeling like -2.3°C, with 99% humidity, making the air heavy and damp. The temperature difference from the base
山岳ガイド — Mountain Guide
概要 Overview
群馬県と新潟県の県境にそびえる標高1,977mの山。「魔の山」と呼ばれた歴史を持ち、累計遭難死者数が世界最多とされる山として知られる。トマの耳・オキの耳の双耳峰が特徴的。
特徴・地形 Features
一ノ倉沢・幽ノ沢・マチガ沢など急峻な岩壁を抱える東面はクライマーの聖地。山頂付近は森林限界を超え笹原と岩場が広がる。日本海・太平洋側の気候境界に位置し、気象変化が極めて激しい。
ベストシーズン Best Season
6月〜10月が一般登山シーズン。冬期はラッセル・雪崩・雪庇のリスクが高く、熟練者向け。
主要ルート Main Routes
天神尾根(ロープウェイ利用・最も一般的)、西黒尾根(日本三大急登)、巌剛新道、馬蹄形縦走。
注意点・危険箇所 Cautions
急変する気象(特に雷雨)、東面岩壁の滑落、冬期の雪庇崩壊。短時間で天候が激変するため早めの行動切り上げが重要。
アクセス Access
上越新幹線上毛高原駅・上越線水上駅から谷川岳ロープウェイへ。土合駅は「日本一のモグラ駅」として知られる。
※ 本ガイド情報は一般的な参考資料であり、最新の登山道状況・規制情報は各自治体・登山口の公式情報をご確認ください。