山頂は強い霧雨に包まれ、気温9℃、体感は7.4℃と低い。山麓は曇り12.1℃で、標高差による気温低下が顕著である。日中は霧雨が続き、12時から15時にかけては降水確率が51%から88%と高まる。この時間帯は山頂付近で11.5℃の予報だが、濡れた体と風により体感はさらに下がる。ベースレイヤーは速乾性の化繊またはウール、ミッドレイヤーは薄手のフリース、アウターは防水透湿性のレインウェア上下が必須である。

現在のコンディションは積雪がなく、地面はウェット状態である。日中の霧雨と午後の降水により、特に林間ツリーランエリアは泥濘化が進むだろう。転倒によりウェアが泥で汚れるだけでなく、ツリーラン内の障害物も視界不良と相まってリスクとなる。防水性の登山靴は必須装備である。

自動リスク判定にある通り、夜間にかけて6℃の急激な気温低下が見込まれる。行動中の急変に備え、出発前から防寒レイヤーを一枚多めに携行すること。特に濡れた状態での気温低下は低体温症のリスクを高める。日没前の早めの行動終了と、引き返しの判断を徹底すること。稜線での強風リスクは低いが、霧雨と視程3.6kmの条件では、朝里岳北東斜面など開けた場所での行動は慎重に進めたい。