トムラウシ山頂は現在、視程1キロメートル未満の濃霧に包まれている。気温は0.1度、体感は氷点下2.9度と、5月下旬としては非常に厳しい寒さだ。山麓との気温差は12度あり、山頂付近は依然として厳冬期の様相を呈している。

日中は弱い雨や霧雨が予報されており、気温は0度前後で推移する。積雪は133センチメートルあり、雪は湿って重い。北沼や南沼周辺の天空湿原では深い残雪に覆われ、視界不良の中ではルートを見失いやすい。ロックガーデンなどの巨岩帯は濡れており、スリップのリスクが高い。本州3000メートル級に匹敵する気象条件が続いている。

この状況下では、濃霧での道迷いや低体温症のリスクが極めて高い。2009年の遭難事故の教訓を忘れず、気象の急変に常に警戒