北岳山頂は午前7時15分現在、ほぼ晴れ。気温0℃、体感は-3.3℃。視程は1km未満と既に悪く、山麓の快晴とは大きく異なる状況にある。広河原起点からの白根御池ルートも標高を上げるにつれて気温が下がり、残雪が増す。午前9時までは比較的穏やかに推移するが、正午には-0.3℃、15時には-0.6℃と氷点下に転じる。
正午から強い雪が降り始め、15時までに最大2.38cm/3hの降雪が予想されている。現在の積雪3cmに加えて新雪が積もり、地面は残雪と新雪が混在する状態。気温が低い中で湿った雪が降るため、八本歯のコル付近の岩場では新雪が乗って非常に滑りやすくなる。凍結した残雪の上に新雪が積もることで、部分的なアイスバーンも発生しうる。
自動リスク判定は「降雪強化・雪崩注意」を示している。午後からの降雪強化は視界の悪化と新雪堆積による雪崩リスクを上昇させる。特に急斜面や沢状地形、風溜まりへの進入は厳に慎むこと。アイゼン(10〜12本爪)とピッケルは必須装備。チェーンスパイクでは不十分だ。防水透湿性のある上下セパレートの雨具、厚手の防寒着、手袋、帽子、予備のゴーグルも必ず携行すること。
体感気温は午後には-5℃を下回る。低体温症のリスクが非常に高い。ベースレイヤーは速乾性の化繊またはウール、ミッドレイヤーは厚手のフリースやダウン、アウターはハードシェルで全身を保護する。午後の天候急変と視界不良、雪崩リスクを考慮すると、稜線での行動は推奨しない。早めの行動
山梨県
北岳
Mt. Kita
2026年5月13日 07:12 更新
午後から強い雪。急斜面は雪崩リスク増大
Midday heavy snowfall to reduce alpine visibility. Avalanche risk rising on
現在の気象状況 — Current Conditions
▲ 山頂エリア (Summit)
気温 Temp
0°C
風速 Wind
1.3m/s
NNE
天候 Weather
🌤️ ほぼ晴れ
体感 Feels Like
-3.3°C
▼ 登山口・山麓エリア (Base)
気温 Temp
+11.2°C
風速 Wind
1.1m/s
NNE
天候 Weather
☀️ 快晴
標高 Altitude
1,515m
山頂の3時間予報 — Summit Forecast
09:00
+1°C
1.8m/s
ENE
💧 0mm
(8%)
12:00
0°C
0.6m/s
ENE
💧 2.3mm
(88%)
15:00
-1°C
0.8m/s
NE
💧 3.4mm
(100%)
18:00
-2°C
0.4m/s
NNW
💧 0.3mm
(100%)
21:00
-3°C
1.4m/s
NW
💧 0mm
(30%)
00:00
-3°C
1.4m/s
NW
💧 0mm
(4%)
03:00
-4°C
1.6m/s
NW
💧 0mm
(0%)
気象分析 — Analysis Report
日本語
コンディション概ね良好 — 通常の山岳安全対策を実施すること
English
Conditions generally good — Conduct standard mountain safety measures
Midday heavy snowfall to reduce alpine visibility. Avalanche risk rising on
山岳ガイド — Mountain Guide
概要 Overview
山梨県南アルプスに位置する標高3,193mの日本第2位の高峰。日本最高峰富士山に次ぐ高さと急峻な山容を持ち、「南アルプスの盟主」と称される。固有種キタダケソウの花畑でも知られる。
特徴・地形 Features
北岳バットレスと呼ばれる東壁はクライマーの聖地。山頂付近は森林限界を超えた岩稜帯が広がり、間ノ岳・農鳥岳と続く白峰三山縦走ルートは日本屈指のロングコース。
ベストシーズン Best Season
7月中旬〜9月中旬。キタダケソウの開花は6月下旬〜7月中旬。バス運行期間に登山時期が左右される。
主要ルート Main Routes
広河原起点白根御池小屋経由(最一般的)、大樺沢ルート、白峰三山縦走、北沢峠経由仙丈ヶ岳との周回。
注意点・危険箇所 Cautions
八本歯のコルから山頂にかけての岩場は鎖場・梯子が連続し滑落注意。雷雨・濃霧時の稜線行動は危険。山小屋予約必須。
アクセス Access
中央自動車道甲府昭和ICからバスで広河原へ(マイカー規制あり)。芦安・奈良田からの乗合タクシー利用。
※ 本ガイド情報は一般的な参考資料であり、最新の登山道状況・規制情報は各自治体・登山口の公式情報をご確認ください。