今日の旭岳は、山麓ではほぼ晴れだが、山頂は薄曇りの朝を迎えている。標高1595m山頂付近では気温マイナス0.2℃、体感はマイナス4.1℃とまだ厳冬期に近い冷え込みだ。積雪は176cmと豊富に残る。ロープウェイ姿見駅から山頂を目指すルートでは、午前中は凍結した残雪に覆われているだろう。軽アイゼンやチェーンスパイクは必須装備となる。
日中は快晴となり、気温もプラスに転じる。9時で体感マイナス2℃前後、12時にはマイナス3℃前後、15時にはマイナス1.5℃前後と、日中も体感は氷点下で推移する。特に12時から15時にかけては、風速6m/s、突風は20m/s近くに達する見込み。山頂方面の開けた稜線では強風が吹き荒れ、体感気温をさらに奪い、行動を困難にする。低体温症のリスクが高まるため、防水透湿シェルをアウターとし、フリースや薄手ダウンで調整できるミッドレイヤー、吸湿速乾のベースレイヤーを着用すること。手袋とニット帽も忘れずに。
地獄谷周辺では噴気孔からのガスや熱で雪が融けやすい箇所がある。足元には十分注意し、安易な踏み込みは避けること。午後の強風時は行動中止も視野に入れるべきだ。山麓との気温差は3.8℃あり、山頂のコンディションは常に厳しい。夕方以降は風が弱まり、快晴が続く見込み。
English
北海道
旭岳ロープウェー
Asahidake Ropeway
2026年5月10日 06:43 更新
残雪凍結に注意 午後風強まる
Early Ascent on Firm Snow, Warming to Soft Conditions. Afternoon Winds Require
現在の気象状況 — Current Conditions
▲ 山頂エリア (Summit)
気温 Temp
-0.2°C
風速 Wind
2.6m/s
W
天候 Weather
⛅ 薄曇り
体感 Feels Like
-4.1°C
▼ 登山口・山麓エリア (Base)
気温 Temp
+3.6°C
風速 Wind
2.6m/s
SSW
天候 Weather
🌤️ ほぼ晴れ
標高 Altitude
1,107m
山頂の3時間予報 — Summit Forecast
06:00
-1°C
2.9m/s
W
💧 0mm
(0%)
09:00
+3°C
3.7m/s
W
💧 0mm
(0%)
12:00
+5°C
6.2m/s
WNW
💧 0mm
(12%)
15:00
+6°C
6.1m/s
WNW
💧 0mm
(4%)
18:00
+3°C
3.5m/s
WNW
💧 0mm
(0%)
21:00
+1°C
2m/s
W
💧 0mm
(0%)
00:00
+1°C
2.6m/s
W
💧 0mm
(0%)
03:00
0°C
1.8m/s
WSW
💧 0mm
(0%)
気象分析 — Analysis Report
日本語
コンディション概ね良好 — 通常の山岳安全対策を実施すること
English
Conditions generally good — Conduct standard mountain safety measures
Early Ascent on Firm Snow, Warming to Soft Conditions. Afternoon Winds Require
山岳ガイド — Mountain Guide
概要 Overview
北海道の屋根・大雪山系の主峰、旭岳の標高は2,291mで北海道最高峰。ロープウェイで標高1,600mまで一気にアクセスでき、本州の3,000m級に匹敵する高山環境を体感できる。「神々の遊ぶ庭」と称される。
特徴・地形 Features
山頂直下には噴気孔群があり、地獄谷の硫黄臭と蒸気が立ちのぼる活火山。森林限界が低く、高山植物群落と荒涼とした火山地形が広がる。冬期はパウダースノーの聖地としてバックカントリースキーヤーに愛される。
ベストシーズン Best Season
夏山は6月下旬〜9月。バックカントリーは1月〜4月がベストシーズン。9月中旬以降は積雪が始まる。
主要ルート Main Routes
姿見駅から山頂往復(最一般的)、黒岳縦走、トムラウシ山縦走、層雲峡からの縦走。
注意点・危険箇所 Cautions
噴気孔付近のガス・熱湯に注意。9月後半には初雪・吹雪となる急速な季節変化。バックカントリーでは雪崩・ホワイトアウトリスクが高い。
アクセス Access
旭川空港・旭川駅からバスで旭岳温泉へ、ロープウェイで姿見駅。
※ 本ガイド情報は一般的な参考資料であり、最新の登山道状況・規制情報は各自治体・登山口の公式情報をご確認ください。