5月7日午前7時、キロロ山頂標高1180mは曇り、気温6.5℃、体感は2.1℃。山麓との気温差は4.8℃と大きく、山頂はまだ肌寒い。日中にかけて気温は上昇し、12時には山頂で12.2℃まで上がる見込みだが、風は依然として強く推移する。特に午前中から正午にかけては突風が19.2m/sに達する予報であり、これは山頂稜線の強風というキロロ特有のリスクに直結する。朝里岳北東斜面の上部や稜線に出るルートでは、バランスを崩す危険性や体感温度の急激な低下に厳重な注意が必要だ。

現在の積雪は0cm。日中の気温上昇と過去の融雪により、地面はウェットから泥濘状態と推測される。特に林間ツリーランのような緩中斜面中心のルートでも、ぬかるみやツリーラン内の障害物によって足元が不安定になる可能性がある。滑落停止訓練やバランス保持の意識が求められる。装備としては、速乾性のベースレイヤーにフリースなどのミッドレイヤー、防風・防水性のハードシェルが必須。手袋、帽子も携行し、体感温度低下への備えを怠らないこと。防水性の登山靴とゲイターも推奨する。

雷のリスクは低いが、強風による低体温症には警戒が必要だ。気温は高いものの、突風19.2m/sの風を受けると体感は大幅に冷え込む。濡れたウェアは低体温症のリスクを高めるため、雨具は必ず携行し、休憩時はこまめな着替えや保温を心がけること。夕方以降は風が弱まり、気温も低下する。8日未明には弱い霧雨の予報があるため、日没後の行動は避けるべきだ。