岩手山山頂は快晴。現況は気温1.8℃、体感は-2.7℃まで冷え込んでいる。風は3.26m/sだが突風は16.7m/sを観測しており、森林限界を越えると風の影響を強く受ける。特に薬師岳火口縁やお鉢めぐりのルートは突風に注意が必要だ。山麓との気温差は10℃以上あり、標高を上げるにつれて体感温度は大きく低下する。

地面は降水降雪がなく、積雪も0cmのため、基本的にドライな岩稜露出が主体となる。ただし日陰や湿った場所では夜間の冷え込みで霜が降りる可能性がある。アイゼンやチェーンスパイクは不要だが、火口縁には浮石も多いため足元には十分な注意が必要だ。

夜間にかけても快晴は続き、気温は0℃前後で推移する。風はやや弱まるものの、突風は12〜14m/s台で継続する見込みだ。このため、稜線での行動は低体温症のリスクが高まる。防寒対策として、速乾性ベースレイヤー、厚手フリースや薄手ダウンのミッドレイヤー、そして防風防水性のあるハードシェルアウターは必須となる。手袋、帽子、防風性のパンツも携行すること。視界は良好だが、この時間帯の稜線での長時間の行動は避けるべきだ。