八甲田山頂は薄曇りで14℃。弱い風が吹くものの、湿度92%と高く、行動開始からすでに蒸し暑さを感じるだろう。山麓は18.9℃とさらに暖かく、山頂との気温差は5℃近くある。日中は弱い霧雨が続き、正午から15時にかけては降水確率が90%を超える。地面はウェットから泥濘状態と推測される。

山頂付近の体感気温は14℃、風速1.22m/sで約12.8℃だが、突風時5.4m/sでは8.6℃程度にまで下がる。霧雨で体が濡れると、風が弱くとも体感はさらに低下する。ベースレイヤーには速乾性の化繊、ミッドレイヤーに薄手のフリースや化繊綿、アウターには防水透湿性のレインウェア上下を必ず携行し、濡れ対策を徹底すること。

視程は現状1.8kmと短く、日中の霧雨でさらに悪化する可能性がある。八甲田山は湿原が多く、特に大岳から酸ヶ湯へ向かうルート上では、濃霧による道迷いのリスクが高まる。地形図とコンパス、GPSを常に確認し、現在地の把握を怠らないこと。強風や雷のリスクは低いが、濡れによる低体温症には警戒が必要だ。

夕方18時以降は一時的に降水が止み、21時にはほぼ晴れる予報だが、翌早朝には再び弱い霧雨となる。夜間の行動は気温の低下と視界不良が複合的に作用するため、日没前の下山を推奨する。