八甲田山頂は現在、ほぼ晴れながら視程1km未満の濃霧状態にある。湿度97%で空気中の水分が多く、山頂体感気温は15.4℃と比較的穏やか。しかし、この濃霧は日中も継続する可能性が高い。午前9時頃は薄曇りとなるが、正午には弱い雨が降り始め、降水確率は65%まで上昇する。その後、午後3時には雨は止み、ほぼ晴れに戻る予報だ。

地面コンディションは、高湿度と正午からの降水によりウェットから泥濘状態となる。特に湿原では足元が滑りやすく、水たまりも発生しやすい。ロープウェイ田茂萢岳から大岳方面へ向かう稜線や湿原では、視界不良による「湿原での濃霧道迷い」のリスクが極めて高い。GPSや地図、コンパスを頻繁に確認し、不明瞭な場所での立ち止まりや引き返しを躊躇しないこと。

レイヤリングは、速乾性ベースレイヤーの上に薄手のフリースなどのミッドレイヤー、そして防水透湿性レインウェアをアウターとして必須とする。日中の体感気温は15℃前後で推移するが、雨で濡れると体温を奪われ低体温症のリスクが高まる。風は全体的に穏やかで強風のリスクは低い。アイゼンやチェーンスパイクは不要だが、雨具上下は必ず携行すること。