今日の富士山山頂は快晴、気温7.1℃、風速1.64m/sと穏やかだ。視程は20km以上と良好で、日中は12時頃に10.7℃まで気温が上昇し、快晴が続く見込み。風も弱く、穏やかな登高が期待できる。山麓の気温23℃との差は15.9℃と大きく、標高による気温変化を体感するだろう。地面は降水0mm、降雪0cmのため、吉田口や富士宮口の火山礫の急登はドライコンディションだ。落石には常に注意を払うこと。

しかし予報期間中に7℃の気温低下が見込まれる。日中の最高10.7℃から翌早朝には3.2℃まで冷え込む。行動中の急変に備え、出発前から防寒レイヤーを1枚多めに携行すること。引き返しの判断は早めに行うべきだ。日中の体感気温は4℃から10℃程度。ベース、ミッド、アウターの三層に、休憩時や夜間行動に備え、保温性の高いダウンジャケットなどを追加で携行すること。

アイゼンやチェーンスパイクは不要だが、雨具、手袋、帽子、サングラスは必須装備だ。独立峰である富士山では風が穏やかでも、標高の高いお鉢めぐりなど遮蔽物のない場所では体感温度が下がりやすい。特に夜間から早朝にかけては氷点下に近い冷え込みとなり、低体温症のリスクが高まるため、厳重な防寒対策を怠らないこと。日中の最大突風は7.2m/s程度で雷のリスクは低いが、空の変化には常に注意を払うべきだ。