旭岳山頂周辺は曇り、風は極めて穏やかに推移する。午前9時には15.8℃、正午には16.1℃まで気温が上がるが、湿度93%と高いため、日差しがなければ肌寒く感じるだろう。午後3時頃から弱い霧雨が予報されており、濡れると体感温度は急速に低下する。山麓との気温差は2.5℃程度だが、山頂では風がなくても体が冷えやすい。

地面は全体的に湿潤状態。弱い霧雨が降れば、岩場や木道も滑りやすくなるため、足元には十分な注意が必要だ。特に活火山である旭岳の噴気孔群(地獄谷)周辺は、風が弱いことで火山ガスが滞留しやすい。風向きに注意し、異臭を感じたら速やかにその場を離れる判断が求められる。高山植物群落を歩く際も、ぬかるみに足を取られないよう慎重に進むこと。

今日の行動には、ベースレイヤーに速乾性の長袖、ミッドレイヤーに薄手のフリースやダウンベスト、アウターには防水透湿性のレインウェア上下を携行すること。手袋や帽子も有効な防寒対策となる。強風や雷のリスクは低いが、日中の弱い霧雨で体が濡れると低体温症のリスクが高まる。休憩時には積極的に防寒着を着用し、濡れた衣類は早めに着替えること。アイゼンやチェーンスパイクは不要だ。

夕方以降も概ね曇りで、気温は13℃台まで下がる。夜間には再び弱い霧雨の予報があるため、日帰り登山者は早めの行動を終えること。テント泊やビバークを計画している場合は、夜間の冷え込みと濡れ対策を万全に。