斜里岳山頂は現在曇り、気温11.8℃、体感は10.9℃と低い。湿度98%で視程は1km未満と極めて悪い。山麓との気温差は6℃だ。日中は午前9時頃から気温が上昇し、正午には17.4℃まで上がる見込みだが、12時から15時にかけて霧雨が予想され、降水確率は最大73%に達する。風は概ね弱いが、突風は11m/sに達する時間帯がある。

この霧雨と高い湿度により、旧道沢ルートは岩や苔が濡れ、非常に滑りやすくなる。連続する滝がある旧道での滑落リスクが著しく高まるため、このルートでの行動は避けるべきだ。沢の急増水で通過不能となる可能性も考慮し、無理な渡渉は厳禁。新道ルートの稜線でも視界不良が続き、道迷いのリスクがある。気温は上がるが、高湿度と霧雨による汗冷えで低体温症のリスクは依然として高い。速乾性のベースレイヤーにフリースなどのミッドレイヤー、完全防水のレインウェア上下は必須。グローブも携行すること。

ヒグマの生息地であるため、視界不良時は特に注意が必要だ。熊鈴やラジオなどで音を出し、単独行動は避けること。夕方18時以降は降水が止み、薄曇りとなる見込みだが、視界の回復は限定的だろう。気温は緩やかに低下し、夜間は11℃台となる。日中の行動は慎重を期し、早めの行動開始と引き返し判断が求められる。