トムラウシ山頂は現在弱い雨、気温11.8℃で体感は11℃。湿度98%と高く、視程は2.7kmに留まっている。午前9時から正午にかけても弱い霧雨が続き、視程の回復は見込めない。この時間帯は北沼や南沼周辺の天空湿原、そしてロックガーデンといった開けた場所で濃霧による道迷いのリスクが高い。2009年遭難事故の教訓を忘れず、特に視界不良時の行動は慎重さが求められる。

午前中の弱い雨と湿度98%の中、稜線で突風11.1m/sに晒されると体感は一層低下し、低体温症のリスクがある。トムラウシ山は本州3000m級相当の気象となることがあり、濡れた状態での行動は注意が必要だ。ベースレイヤーは速乾性のものを着用し、ミッドレイヤーとして薄手のフリースなどを携行すること。防水透湿性のアウターウェアは雨具としてだけでなく、防寒着としても必須となる。地面は全域でウェットから泥濘状態。特に巨岩群のロックガーデンでは足元が滑りやすい。

午後15時には快晴となり、その後は夜間にかけて快晴が続く見込みだ。風も弱まり、夜間の気温は11℃前後で安定する。午後の行動は快適になるが、トムラウシ山は日帰り困難な距離であるため、早めの行動開始と余裕を持った計画が不可欠だ。