現在の斜里岳山頂は曇り、体感気温5.4℃と肌寒い。湿度93%と高く、視程も1km未満でガスに包まれている。山麓も曇りだが、気温は13.7℃と山頂との気温差が大きい。清岳荘起点ループルートを計画している場合、特に旧道沢ルートは連続する滝を通過するため、濡れた岩や滑りやすい足元に注意が必要だ。

日中の気温は12時頃に12.3℃まで上昇するが、体感は風の影響でさらに低い。午後から夕方にかけては南寄りの風がやや弱まるものの、18時頃には弱い霧雨が降る可能性もある。視界不良の状況が続くため、新道の稜線でも道迷いや転倒には十分に警戒すること。

このコンディションでは、低体温症のリスクが高い。体感気温5℃台から10℃前後で湿度が高いため、汗冷えや行動停止時の体温低下に注意を要する。ベースレイヤーは吸湿速乾性のもの、ミッドレイヤーにフリースや薄手ダウン、アウターには防水透湿性のシェルを必ず携行し、こまめな着脱で体温調整を行うこと。地面は全体的にウェットから泥濘状態と推測される。沢沿いや岩場では滑りやすい箇所が多いため、足元を保護するトレッキングシューズは必須。アイゼンやチェーンスパイクは不要だが、雨具は必ず携行すること。突風は最大11.5m/s程度で行動に大きな支障はないが、稜線では一時的にバランスを崩す可能性もある。今日の行動は慎重に進めるべきだ。