午前7時30分現在、剱岳山頂は弱い霧雨、視程は1キロメートル未満。気温6.6度、体感は5.1度と低く、終日この水準で推移する見込みです。山麓でも弱い霧雨が続き、山頂との気温差は約5.6度。行動中は防水透湿性のアウターシェル上下を着用し、ミッドレイヤーで体温調整を徹底してください。濡れると体感はさらに下がり、低体温症のリスクが高まります。

地表は霧雨により終日ウェットな状態が続きます。特にカニのタテバイやヨコバイ、別山尾根の鎖場といった急峻な岩稜帯では、濡れた岩肌が非常に滑りやすくなっています。足元はグリップ力の高い登山靴で慎重に進むこと。落石・滑落の危険性が日本最多級の剱岳では、ヘルメットの着用は必携です。視界不良と相まって、ルートファインディングも困難になるでしょう。

午後にかけても霧雨が断続的に予想され、12時には降水確率63%、15時には92%と高まります。風は一日を通して穏やかで、雷のリスクも低いですが、濡れた岩場での行動は通常時よりも時間を要します。混雑時の岩場渋滞は濡れた体で長時間待機することにつながり、低体温症のリスクをさらに高めます。無理な行動は避け、引き返す判断も重要です。

積雪は現在ありませんが、湿った岩場は滑落の危険が常に伴います。アイゼンやチェーンスパイクは不要ですが、雨具と防水手袋は必ず携行してください。行動中は常に視程の悪化と地面の滑りやすさに注意を払い、慎重な判断が求められます。