旭岳の夏山は、午前中快晴で穏やかなスタート。山頂(1595m)は7時現在12.7℃、体感11.8℃と肌寒い。視程は20km以上と良好で、ロープウェイ姿見駅から山頂へのルートでは、大雪山系ならではの高山植物群落の観察に適したコンディションが広がる。風も弱く、地獄谷周辺の噴気孔の観察にも良い。路面は全体的に岩稜露出のドライ状態が続いている。
しかし、正午頃から霧雨が降り始め、午後にかけて断続的に降水が続く予報だ。日中の最高気温は15.4℃だが、霧雨で濡れると体感は12℃前後まで低下する。北海道最高峰の旭岳は夏でも低温となる日が多く、濡れによる低体温症のリスクは低いものの、体力の消耗に繋がるため注意が必要だ。防水透湿性のレインウェア上下は必ず携行し、速乾性ベースレイヤーの上に薄手のフリースなどのミッドレイヤーで保温対策を。
風は一日を通して穏やかで、突風も最大5.1m/s程度と強風のリスクは低い。雷のリスクも同様に低いと判断される。午後からは路面がウェットに変わるため、滑りやすい岩場での足元には注意が必要となる。アイゼンやチェーンスパイクは不要だ。
夕方以降も弱い霧雨が続き、気温はさらに低下して夜間は一桁台となる。日中の行動に留め、早めの行動開始と下山を推奨
北海道
旭岳ロープウェー
Asahidake Ropeway
2026年7月4日 07:04 更新
夏空から霧雨へ。稜線は肌寒く濡れる
Clear morning turns to light drizzle midday. Prepare for cool, damp conditions
現在の気象状況 — Current Conditions
▲ 山頂エリア (Summit)
気温 Temp
+12.7°C
風速 Wind
0.8m/s
SW
天候 Weather
☀️ 快晴
体感 Feels Like
+11.8°C
▼ 登山口・山麓エリア (Base)
気温 Temp
+14.4°C
風速 Wind
1m/s
W
天候 Weather
☀️ 快晴
標高 Altitude
1,107m
山頂の3時間予報 — Summit Forecast
09:00
+15°C
0.6m/s
SW
💧 0mm
(0%)
12:00
+15°C
1.3m/s
W
💧 0.5mm
(2%)
15:00
+14°C
1.3m/s
WSW
💧 0.9mm
(16%)
18:00
+12°C
0.7m/s
WNW
💧 0.4mm
(2%)
21:00
+11°C
0.7m/s
SE
💧 0mm
(0%)
00:00
+10°C
1.4m/s
ESE
💧 0mm
(0%)
03:00
+9°C
1.2m/s
SE
💧 0mm
(0%)
気象分析 — Analysis Report
日本語
コンディション概ね良好 — 通常の山岳安全対策を実施すること
English
Conditions generally good — Conduct standard mountain safety measures
Clear morning turns to light drizzle midday. Prepare for cool, damp conditions
山岳ガイド — Mountain Guide
概要 Overview
北海道の屋根・大雪山系の主峰、旭岳の標高は2,291mで北海道最高峰。ロープウェイで標高1,600mまで一気にアクセスでき、本州の3,000m級に匹敵する高山環境を体感できる。「神々の遊ぶ庭」と称される。
特徴・地形 Features
山頂直下には噴気孔群があり、地獄谷の硫黄臭と蒸気が立ちのぼる活火山。森林限界が低く、高山植物群落と荒涼とした火山地形が広がる。冬期はパウダースノーの聖地としてバックカントリースキーヤーに愛される。
ベストシーズン Best Season
夏山は6月下旬〜9月。バックカントリーは1月〜4月がベストシーズン。9月中旬以降は積雪が始まる。
主要ルート Main Routes
姿見駅から山頂往復(最一般的)、黒岳縦走、トムラウシ山縦走、層雲峡からの縦走。
注意点・危険箇所 Cautions
噴気孔付近のガス・熱湯に注意。9月後半には初雪・吹雪となる急速な季節変化。バックカントリーでは雪崩・ホワイトアウトリスクが高い。
アクセス Access
旭川空港・旭川駅からバスで旭岳温泉へ、ロープウェイで姿見駅。
※ 本ガイド情報は一般的な参考資料であり、最新の登山道状況・規制情報は各自治体・登山口の公式情報をご確認ください。