旭岳の夏山は、午前中快晴で穏やかなスタート。山頂(1595m)は7時現在12.7℃、体感11.8℃と肌寒い。視程は20km以上と良好で、ロープウェイ姿見駅から山頂へのルートでは、大雪山系ならではの高山植物群落の観察に適したコンディションが広がる。風も弱く、地獄谷周辺の噴気孔の観察にも良い。路面は全体的に岩稜露出のドライ状態が続いている。

しかし、正午頃から霧雨が降り始め、午後にかけて断続的に降水が続く予報だ。日中の最高気温は15.4℃だが、霧雨で濡れると体感は12℃前後まで低下する。北海道最高峰の旭岳は夏でも低温となる日が多く、濡れによる低体温症のリスクは低いものの、体力の消耗に繋がるため注意が必要だ。防水透湿性のレインウェア上下は必ず携行し、速乾性ベースレイヤーの上に薄手のフリースなどのミッドレイヤーで保温対策を。

風は一日を通して穏やかで、突風も最大5.1m/s程度と強風のリスクは低い。雷のリスクも同様に低いと判断される。午後からは路面がウェットに変わるため、滑りやすい岩場での足元には注意が必要となる。アイゼンやチェーンスパイクは不要だ。

夕方以降も弱い霧雨が続き、気温はさらに低下して夜間は一桁台となる。日中の行動に留め、早めの行動開始と下山を推奨