旭岳山頂1595mは午前7時15分現在、快晴で視程20km以上、気温11.9℃、体感10.1℃と穏やかなコンディションだ。山麓1107mとの気温差は2.7℃。風も弱く、午前9時頃までは登山日和となるだろう。しかし、正午から弱い霧雨が始まり、午後3時には降水確率47%、午後6時には55%と、天候は下り坂となる。日中の体感気温は10℃台前半で推移するが、霧雨と風の影響で体感はさらに低くなるため、十分な防寒対策が必要だ。

地面は現時点ではドライだが、昼過ぎからの霧雨で徐々にウェットな状態に変化する。ロープウェイ姿見駅から山頂へのルートでは、岩稜露出部が濡れて滑りやすくなる可能性がある。ベースレイヤーは速乾性、ミッドレイヤーは保温性のあるフリースや薄手ダウン、そしてアウターには防水透湿性のレインウェア上下を必ず携行すること。アイゼンやチェーンスパイクは不要だが、雨具は必須装備となる。

活火山である旭岳の噴気孔群(地獄谷)周辺では、霧雨で視界が低下するとガスや熱湯への接近リスクが高まる。ルートから外れないよう十分注意して行動すること。雷や強風の顕著なリスクは低いが、日中の気温が10℃前後で推移し霧雨に濡れることで、低体温症の危険は常に存在する。濡れないための雨具着用と、行動食によるエネルギー補給を怠らないこと。夕方以降も弱い霧雨が続き、気温は9℃台まで低下する。日帰り登山でもライトと防寒着の準備は不可欠だ。