苗場山は現在薄曇り、山頂気温10.7℃、体感は10.2℃で湿度94%と高い。視程は1km未満とすでに不良状態にある。山麓との気温差は6.9℃あり、行動中は常に山頂の冷涼な気象を意識すること。午前のうちはほぼ晴れの予報だが、12時からは弱い霧雨が始まり、15時には霧雨、18時には強い霧雨へと移行する。夜間にかけても霧雨が断続的に続き、30日未明に回復へ向かう見込みだ。

気温は日中12℃から14℃程度で推移するが、霧雨に濡れることで体感温度は低下する。ベースレイヤーは速乾性、ミッドレイヤーにフリースなど保温着、アウターは上下セパレートの防水透湿性シェルを必ず着用すること。特に山頂台地の広大な湿原では、霧雨と視界不良による濃霧道迷いのリスクが非常に高まる。GPSと地図を常時確認し、ルートを外れないこと。

地面コンディションは、継続的な降水によりウェットから泥濘状態となる。湿原内の木道も濡れて滑りやすくなるため、足元に十分注意し、木道外への踏み込みは厳禁だ。強風のリスクは低いが、気温10℃前後での霧雨は低体温症につながりやすい。休憩時はすぐに保温着を着込み、濡れた衣類は速やかに着替えること。雷雨の兆候は現在のところ見られないが、夏山では急な天候変化に備え、常に周囲の雲の動きに警戒を払う必要がある。