宮之浦岳山頂は現在、視程1km未満の濃霧に包まれている。この濃霧は日中も継続する見込みであり、特に稜線や花之江河湿原のような開けた場所では道迷いのリスクが非常に高い。GPS、地図、コンパスの確実な携行と、それらを活用した慎重なナビゲーションが必須となる。気温は日中14℃台から16℃台で推移するが、突風時(最大12m/s)の体感温度は9℃台まで下がる。

多雨地帯である宮之浦岳の特性上、地面は常にウェットから泥濘状態と推測される。特に淀川登山口から続くルートでは足元が滑りやすく、注意が必要だ。レイヤリングは速乾性ベース、薄手のフリースをミッド、防水透湿性レインウェアをアウターとする。休憩時にはさらに薄手の保温着を追加したい。雨具は上下セパレートで必須であり、ザックカバーや防水スタッフバッグで装備の濡れ対策を徹底すること。アイゼンやチェーンスパイクは不要である。

夕方18時頃からは降水確率71%で弱い雨が予想され、気温も13℃台に低下する。雨に濡れた状態での行動停止は低体温症のリスクを高めるため、早めの行動終了を強く推奨する。また、わずかな雨でも沢が増水し、渡渉が困難になる可能性がある。沢の急増水リスクに常に警戒し、無理な渡渉は避けること。