鳥海山は現在、山頂で薄曇り、気温7.3℃、体感4.9℃と比較的穏やかな朝を迎えている。山麓との気温差は13.6℃と大きく、標高差による気温低下を意識したい。日中は薄曇りから曇りとなり、気温は正午に11℃まで上昇する見込み。風は日中を通して穏やかで、突風も最大13.2m/s程度に留まる。このため、鉾立コース上部の長い稜線ルートでも比較的歩きやすいコンディションが続く。視程は18km以上と良好で、日本海を望む絶好の展望が期待できるだろう。

地面は降水がなく積雪も0cmのため、主に岩稜露出でドライな状態と判断する。ただし、湿度94%と高いため、新山周辺の岩塊帯などでは表面が湿り滑りやすい箇所があるかもしれない。アイゼンやチェーンスパイクは不要だが、滑りにくい登山靴を選びたい。日中の体感気温は最大でも5℃程度となるため、ベースレイヤーの上にフリースなどのミッドレイヤー、そして防風シェルが必須。休憩時や稜線ではダウンジャケットなどの保温着も用意したい。

日中の雷リスクは低いが、夜間にかけて天候は下り坂となる。21日未明には弱い雨が始まり、突風は21.9m/sに達する予報。夜間から早朝にかけての行動は、強風と弱い雨による低体温症や行動困難のリスクが非常に高まるため、絶対的に避けるべきだ。日中の行動を終えたら早めに下山することを強く推奨する。