今日の幌尻岳は朝から弱い霧雨が続き、山頂付近では視程が1km未満で推移している。日中の気温は8℃前後だが、霧雨と湿度92%により体感は4〜7℃台となる。地面は全体的にウェットから泥濘状態が予想される。特に額平川コースでは20回を超える沢渡渉が続くため、濡れることによる低体温症リスクが高い。防水透湿性レインウェア上下と防水性の高い登山靴は必須装備だ。

午後15時頃には降水確率100%の弱いにわか雨予報が出ており、沢の増水に警戒が必要だ。日高山脈の沢は急激な増水で渡渉不能となるリスクを常に抱えている。渡渉点では水量と流速を慎重に判断し、無理な渡渉は絶対に避けること。引き返しの判断は早めに行うべきだ。

自動リスク判定では【急激な気温低下】が示されている。今夜から明日未明にかけて気温はさらに低下し、翌早朝には1.8℃、体感は0℃近くまで冷え込む見込みだ。行動中の急変に備え、ベースレイヤーに加え、フリースや薄手のダウンジャケットなど防寒レイヤーを1枚多めに携行すること。停滞時や幌尻山荘での夜間は特に注意が必要となる。

雷や強風のリスクは低いが、視程不良と濡れることによる低体温症、そして沢の増水が行動上の主な脅威となる。行動適否としては、万全の雨対策と防寒対策、そして常に沢の状況判断が必須だ。