午前8時現在、赤岳山頂はほぼ晴れ、気温7.4℃、体感は5.4℃。視程は20km以上と良好だ。山麓との気温差は8.9℃と大きく、標高差による気温低下を意識した行動が不可欠となる。日中の山頂付近は8℃から10℃台で推移するが、正午頃から弱い霧雨が始まり、午後3時には降水確率88%と高い。濡れた岩場での行動となるため、滑落リスクが高まる。

午後にかけての霧雨により、文三郎尾根や地蔵尾根の鎖場は岩が濡れて滑りやすくなる。特に下りでの足元には細心の注意が必要だ。ベースレイヤーに吸湿速乾性の長袖、ミッドレイヤーに薄手フリース、アウターには防水透湿性のシェルジャケットとパンツを必ず着用すること。手袋や帽子も携行し、休憩時や風による体感温度低下に備えたい。

雷の兆候はないが、午後の霧雨と最大7.3m/sの突風が重なると体感温度はさらに下がる。低体温症のリスクを避けるため、体が濡れない対策と、早めの行動終了を推奨する。現況は積雪なし、地面は岩稜露出だが、午後からウェットコンディションとなる。アイゼンやチェーンスパイクは不要だが、グリップの良い防水トレッキングシューズは必須だ。