今日の北岳は午前中を中心に良好なコンディションが続く。山頂は現在ほぼ晴れ、視程5.2km。気温は4.3℃だが風速1.7m/sと弱く、体感は0.8℃となっている。広河原起点からの白根御池ルートや稜線は積雪なく岩稜露出でドライコンディションだ。

日中は6℃台まで気温が上昇するが、3000m級山岳では常に低体温症のリスクを伴う。行動中は発汗しても、休憩時や突風が吹けば急速に体温が奪われる。突風は最大7.9m/s程度で行動に大きな支障はないが、八本歯のコル付近の岩場では、視界が良好なうちに慎重な三点支持で通過したい。

レイヤリングはベース、ミッド(フリースや薄手ダウン)、アウター(防水透湿性シェル)の三層を基本とし、手袋や帽子も必携。午後は薄曇りとなり、15時頃には降水確率82%まで上がるが降水量は0mmの予報だ。雷雨のリスクは低いが、山岳の天気は急変するため、空の変化には常に注意を払うこと。夜間から翌早朝にかけては気温が3℃台まで下がり、翌3時には弱い霧雨の予報がある。夜間行動や早朝出発の際は、防寒対策と雨具の準備を怠らないこと。