午前中は曇り空が広がり、谷川岳山頂付近の体感気温は7.8℃と肌寒い。山麓との気温差は約7度あり、標高を上げるにつれて体感温度は一層下がる。速乾性ベースレイヤーの上にフリースなどのミッドレイヤー、そして防水透湿性のアウターシェルは必須だ。稜線では突風が最大11.6m/sに達する時間帯があり、体感温度をさらに押し下げるため、低体温症のリスクに備える必要がある。
地面は積雪がなく、現状はドライだが、午後15時頃から降水確率が51%と高まる。これに伴い、登山道はウェットから泥濘状態に変化する可能性が高い。特に「トマの耳・オキの耳」の双耳峰を結ぶ稜線では、視程の悪化と風による体感温度の低下が行動に影響を及ぼす。
谷川岳特有の短時間の気象急変に備え、雨具は必ず携行し、早めの行動開始と下山を心がけること。濃霧によるルートロストのリスクも高まるため、視界が確保できない場合は無理な行動は避けるべきだ。夕方以降も曇り空が続き、気温は徐々に低下する。行動を続ける場合は、ヘッドランプと予備の防寒着を準備する。
群馬県・新潟県
谷川岳
Mt. Tanigawa
2026年6月14日 07:04 更新
稜線は風と霧。午後から雨具を携行
Cloudy Ridge Conditions with Gusts. Prepare for Afternoon Wetness and
現在の気象状況 — Current Conditions
▲ 山頂エリア (Summit)
気温 Temp
+9.6°C
風速 Wind
1.3m/s
SSE
天候 Weather
☁️ 曇り
体感 Feels Like
+7.8°C
▼ 登山口・山麓エリア (Base)
気温 Temp
+17°C
風速 Wind
0.3m/s
SW
天候 Weather
☁️ 曇り
標高 Altitude
750m
山頂の3時間予報 — Summit Forecast
09:00
+11°C
1.9m/s
SSE
💧 0mm
(0%)
12:00
+13°C
2.7m/s
SSE
💧 0mm
(18%)
15:00
+12°C
2.6m/s
SSE
💧 0mm
(51%)
18:00
+11°C
2.3m/s
SSE
💧 0mm
(45%)
21:00
+9°C
2.3m/s
SSE
💧 0mm
(20%)
00:00
+7°C
2.6m/s
SSE
💧 0mm
(12%)
03:00
+7°C
2.4m/s
SSE
💧 0mm
(39%)
気象分析 — Analysis Report
日本語
コンディション概ね良好 — 通常の山岳安全対策を実施すること
English
Conditions generally good — Conduct standard mountain safety measures
Cloudy conditions prevail this morning on Tanigawadake, with summit temperatures around 9.6°C and a feels-like temperature of 7.8°C. A significant temperature difference of approximately 7°C exists between the summit and the base.
山岳ガイド — Mountain Guide
概要 Overview
群馬県と新潟県の県境にそびえる標高1,977mの山。「魔の山」と呼ばれた歴史を持ち、累計遭難死者数が世界最多とされる山として知られる。トマの耳・オキの耳の双耳峰が特徴的。
特徴・地形 Features
一ノ倉沢・幽ノ沢・マチガ沢など急峻な岩壁を抱える東面はクライマーの聖地。山頂付近は森林限界を超え笹原と岩場が広がる。日本海・太平洋側の気候境界に位置し、気象変化が極めて激しい。
ベストシーズン Best Season
6月〜10月が一般登山シーズン。冬期はラッセル・雪崩・雪庇のリスクが高く、熟練者向け。
主要ルート Main Routes
天神尾根(ロープウェイ利用・最も一般的)、西黒尾根(日本三大急登)、巌剛新道、馬蹄形縦走。
注意点・危険箇所 Cautions
急変する気象(特に雷雨)、東面岩壁の滑落、冬期の雪庇崩壊。短時間で天候が激変するため早めの行動切り上げが重要。
アクセス Access
上越新幹線上毛高原駅・上越線水上駅から谷川岳ロープウェイへ。土合駅は「日本一のモグラ駅」として知られる。
※ 本ガイド情報は一般的な参考資料であり、最新の登山道状況・規制情報は各自治体・登山口の公式情報をご確認ください。