白馬岳山頂は快晴。午前7時30分現在、気温3.8度、体感は0度。風は穏やかで視程は20キロメートル以上と良好なコンディションだ。日中は気温が7度まで上昇する見込みだが、突風は最大11.7メートル毎秒に達する時間帯がある。稜線上では風の影響で体感温度が0度前後まで下がるため、防風シェルと保温着は必須となる。

地面コンディションは岩稜露出が主体だが、日本三大雪渓の一つである大雪渓は硬く締まった残雪が広がる。早朝の冷え込みで硬化した雪渓は、日中の気温上昇とともにスリップのリスクが高まる。軽アイゼンやチェーンスパイクは必ず携行し、慎重な行動を心がけること。また、気温上昇に伴う落石の危険性も考慮し、雪渓通過時は周囲の状況に十分注意が必要だ。

雷のリスクは低いが、午後の降水確率は一時的に69パーセントまで上昇する。しかし降水量は0ミリメートル予報のため、雷雨の心配は少ない。強風は最大突風11.7メートル毎秒で、行動に大きな支障はないが、稜線では体感温度を奪われる。低体温症のリスクは日中プラス気温のため低いが、停滞時や早朝・夜間の3度以下の冷え込みに備え、薄手のダウンジャケットやフリースなど適切な防寒レイヤリングを徹底すること。

ベースレイヤーは吸汗速乾性の化繊またはメリノウール、ミッドレイヤーに薄手フリース、アウターには防水透湿性シェルを着用する。休憩時や早朝の冷え込みに備え、薄手のダウンジャケットを携行すること。手袋、ニット帽も必須装備だ。白馬大池ルート方面の稜線は岩稜露出が進んでいるが、日陰や窪地には残雪が残る可能性もあるため、足元には常に注意を払うこと。