今朝7時半の旭岳山頂(標高1595m)は曇りで気温は9℃、体感は6.1℃となっている。山麓(標高1107m)は14℃で、山頂との気温差は-5℃。日中は山頂付近で10℃前後まで気温が上がる見込みだが、午後からは気温低下が始まり、夕方以降は急速に冷え込む。

現在の積雪深は41cm。日中の気温はプラスで推移するため、残雪は緩み、ウェットな状態から泥濘となる箇所が多いだろう。ロープウェイ姿見駅から山頂へのルートでは、特に噴気孔群(地獄谷)周辺は雪解けが進み、ぬかるみや湿った岩稜が露出している箇所が多い。残雪区間での踏み抜きに注意が必要だ。

体感気温は日中も6℃前後からスタートし、午後にかけてさらに低下する。ベースレイヤーに速乾性Tシャツ、ミッドレイヤーにフリース、アウターに防水透湿性ジャケットが基本装備となる。行動中は体温が上がるが、休憩時や風が吹くと冷え込むため、薄手のダウンや化繊綿のインサレーションジャケットを必ず携行すること。防水性の高い登山靴とゲイターは必須だが、チェーンスパイクや軽アイゼンは不要だ。

自動リスク判定の通り、予報期間中に12℃もの急激な気温低下が見込まれる。夜間は山頂付近で氷点下まで下がり、翌早朝には体感気温が-10℃近くまで冷え込む。行動時間が長引くと低体温症のリスクが増大するため、夕方以降の行動は避けるべきだ。風は日中を通して穏やかだが、夜間から翌早朝にかけては突風10m/sを超える見込み。雷のリスクは低い。日中の登山・トレッキングは可能だが、夏でも低温という旭岳特有のリスクを忘れず、防寒対策を徹底し、引き返しの判断は早めに行動すること。