午前6時45分現在、斜里岳山頂は曇り、気温8.9℃で体感は5.6℃。山麓との気温差は約5℃。風は穏やかだが、日中を通して山頂は山麓より気温が低く、特に午後は風が強まる傾向にある。正午頃には山頂付近で突風が15m/sを超える可能性があり、この際の体感気温は氷点下まで低下する。新道(稜線)での行動は防風対策を徹底すること。

地面コンディションは降水がなく全体的にドライ基調だが、旧道沢ルートは水量が豊富で、連続する滝周辺は濡れた岩や泥濘箇所が多く、滑落のリスクが高い。慎重な足運びが必要となる。アイゼンやチェーンスパイクは不要だが、防風防水の雨具は上下ともに必ず携行すること。休憩時や風の強い場所での体温維持のため、フリースや薄手のダウンジャケットも準備したい。

斜里岳はヒグマの生息地であるため、樹林帯や沢沿いでは熊鈴やクマ対策スプレーが必須装備となる。自動リスク判定では顕著な警戒値は検出されていないが、午後の突風による体感温度の急低下には十分注意し、低体温症を防ぐため休憩を短く、行動食をこまめに摂取すること。夕方以降は快晴となり気温はさらに低下するため、日没前の下山を完了することが望ましい。