山頂付近は曇り、気温は氷点下に近い-0.5度、体感は-5.8度と厳しい冷え込みだ。山麓との気温差は約9.4度で、標高差による気温低下が顕著だ。午前中は弱い霧雨が続き、正午にかけては強い霧雨となる予報が出ている。降水確率は一時78%と高く、体が濡れることで体感温度がさらに下がり、低体温症のリスクが非常に高い。

特に鴛泊コースの9合目から山頂にかけての崩落地形は、霧雨で濡れた火山礫が非常に滑りやすくなる。足元は極めて不安定となり、滑落の危険性が増すため、慎重な行動が求められる。視程は現時点で18kmと良好だが、霧雨により一時的に悪化する可能性も考慮するべきだ。現在の突風は12.9m/sに達する場面もあり、バランスを崩さないよう注意が必要だ。

体感気温が低い状態が続くため、レイヤリングは速乾性ベース、厚手フリースや薄手ダウンのミッド、そして防水透湿性シェルが必須となる。手袋と帽子も必ず着用し、体温保持に努めること。濡れることを前提に雨具は上下着用し、予備の保温着も携行したい。アイゼンやチェーンスパイクは不要だが、濡れた岩場でのグリップ力が高い登山靴を選ぶこと。

午後三時以降は降水が収まり曇りとなるが、気温は夜にかけて徐々に低下し、夜半には-3度台まで冷え込む。日中の霧雨で濡れた体で行動を続けることは危険だ。早めの行動で、濡れる前に下山を開始する判断が重要になる。