現在の赤岳山頂は快晴、視界良好だが、山麓との気温差は大きい。山麓18.4℃に対し山頂は10.1℃、体感は8.7℃。午前中は穏やかな登山日和となるが、正午頃から弱い雨が降り始め、夕方にかけて降水確率71%から100%となる。この雨は夜間まで続く見込みだ。

地面コンディションは、午前中は岩稜露出でドライに近い状態だが、正午からの降雨により午後は岩場がウェットとなり、滑りやすくなる。特に文三郎尾根や地蔵尾根の鎖場では、濡れた岩や足元に細心の注意が必要だ。滑落リスクが高まるため、慎重な行動を心がけたい。

レイヤリングとしては、日中最高気温が11℃前後で雨となるため、速乾性ベースレイヤーの上に薄手フリースなどのミッドレイヤー、そして防水透湿性の高いレインウェア上下は必須装備となる。行動中は体温が奪われやすく、停滞時や風が吹くと体感温度がさらに低下し低体温症のリスクがある。風速は全体的に弱いが、突風は7m/sを超える場面もあるため、稜線での体感はより低くなる。雷の予報はないが、夏の山では急な天候変化に警戒が必要だ。