トムラウシ山頂部は現在曇り、気温は11.4℃、体感もほぼ同程度で風は0.2m/sと非常に穏やかだ。山麓との気温差は約10℃あり、山頂の冷涼さを認識したい。午前中は曇天が続き、風も微弱な状態が続くため、行動しやすいコンディションである。

しかし午後15時頃からは弱い霧雨の予報があり、地面はウェットから泥濘む箇所が出てくるだろう。特に北沼や南沼周辺の天空湿原、ロックガーデン(巨岩群)では、濡れた木道や岩場で滑りやすくなるため、足元には十分な注意が必要だ。視程は現時点20km以上と良好だが、霧雨で視界が悪化する可能性も考慮し、GPSや地図は常に確認すること。

現在の風速は雷や強風のリスクを伴うものではない。気温も極端な冷え込みはないが、湿度92%と高く、午後の霧雨で衣類が濡れると体感は低下する。ベースレイヤーの上にフリースなどのミッドレイヤー、防水透湿性のシェルジャケットは必ず着用し、予備の防寒着も携行すること。トムラウシは日帰り困難な距離のロングコースであり、2009年遭難事故の気象急変を教訓に、余裕を持った計画と早めの判断が命を守る。

夜間にかけて気温は9℃台まで下がるが、風は引き続き穏やかで、極端な悪化は予測されていない。