北岳山頂は現在ほぼ晴れ、体感8.9℃。風は穏やかで視程は20km以上と良好だ。山麓との気温差は11.4℃あり、高山帯の気温を常に意識すること。
日中は快晴が続き、気温は15時頃には16℃台まで上がる見込みだが、午後は降水確率が33%(12時)から61%(15時)へと上昇する。雷雨への注意が必要だ。3000m級の稜線では雷が直撃する危険性が高まるため、早めの行動で午前中のうちに主要な行動を終えたい。
地面は全体的にドライで岩稜が露出している。八本歯のコル付近の岩場も現状は問題ないが、午後に雨が降れば滑りやすくなる。ベースレイヤーの上に薄手フリース、さらに防風シェルを重ねるなど、体感温度に対応できるレイヤリングを徹底すること。雨具は上下セパレートで必ず携行する。
風は終日穏やかで、低体温症のリスクは低い。しかし夜間は9℃台まで冷え込むため、停滞時の防寒着は必須だ。午後の雷雨に備え、濡れない工夫と早めの撤退判断が命を守る。