八ヶ岳赤岳は午前中、山頂でほぼ晴れ、気温12.2度、風速1メートルと穏やかなコンディション。視程も20キロ以上を保ち、展望は開ける。しかし、正午頃から霧雨が始まり、午後三時には降水確率98パーセントとなる。気温は15度前後で推移するが、湿度は94パーセントと高く、霧雨で体が濡れると体感温度は下がる。

午後にかけての霧雨により、文三郎尾根や地蔵尾根の鎖場は濡れて滑りやすくなる。岩稜帯での足元は特に慎重な判断が求められる。また、霧雨が濃くなると視界不良となり、ルートロストのリスクも高まる。山頂直下の岩場では特に注意が必要だ。行動中は速乾性のベースレイヤーにフリースなどのミッドレイヤー、防水透湿性のアウターを必ず着用し、濡れによる低体温症を防ぐこと。

午後六時頃まで霧雨は続くが、夜九時以降は弱い霧雨となり、翌早朝にはほぼ晴れる予報。日中の行動は早めに切り上げ、午後の天候悪化に備えることが賢明だ。山麓との気温差は大きく、体感気温12.1度を考慮し、防寒装備は怠らないこと。