今日の石鎚山は安定した夏山コンディションが継続する。山頂の気温は現在17℃、体感は17.8℃と快適な数値を示しており、日中も18℃前後で推移する見込みだ。風も弱く、突風でも最大8m/s程度で、行動に支障はないだろう。視界は20km以上と良好で、広範な展望が期待できる。

地面コンディションは、降水予報が0mmのため、全体的にドライと判断する。これにより、修験の山として知られる石鎚山の「一ノ鎖、二ノ鎖、三ノ鎖」は比較的登攀しやすい状態にある。しかし、鎖場での滑落事故は多発しており、ドライコンディションであっても、一歩一歩慎重に足元を確認し、鎖を確実に掴んで行動すること。特に天狗岳への縦走路は岩稜帯であり、浮石や滑りやすい箇所に注意が必要だ。

体感気温から、ベースレイヤーは速乾性のものを選び、フリースなどの薄手のミドルレイヤーと防水透湿性のアウターを携行すれば十分。行動中はベースレイヤー単独でも快適だろう。アイゼンやチェーンスパイクは不要。水分と行動食、鎖場での手を保護する手袋は必ず用意すること。雷や強風、低体温症のリスクは低いが、午後は薄曇りへ移行する予報のため、空の変化には意識を向けること。