鳥海山は現在薄曇り。山頂は体感9.2℃まで冷え込んでいる。山麓との気温差は11.2℃と大きく開いているため、登高につれての体感変化に注意が必要だ。午前中は視程20km以上で日本海展望も期待できるが、午後からは天候が悪化する。
12時頃から降水確率が63%に上昇し、15時には弱い霧雨が始まる予報。夜にかけて降水量は増加し、翌未明には雨となる。積雪は0cmだが、地面は午後からウェットコンディションとなり、新山周辺の岩稜帯は濡れて滑りやすくなる。残雪は確認されている雪渓部分のみで、アイゼンやチェーンスパイクは不要だ。
風は午後にかけて強まる傾向。12時には突風14.9m/s、15時には15.3m/s、夜間には18m/sまで達する見込み。日本海からの強風は鳥海山特有のリスクであり、特に鉾立コースから新山へ至る長い稜線ルートでは、突風でバランスを崩す可能性が高まる。霧雨と風の影響で体感気温は一桁台まで低下し、低体温症のリスクも増すため、速乾性のベースレイヤー、フリースなどの中間着、防水透湿性のシェルは必須装備となる。
雷雨の兆候は低いが、濡れた岩での滑落には十分注意が必要だ。防水透湿性の雨具上下、手袋、帽子も必ず携行すること。午後からの視界不良と悪天候を考慮し、行動は午前中のうちに終える計画が賢明だ。