今日の幌尻岳は一日を通して霧雨が続き、山頂の視程は1km未満の状態が継続する。山麓との気温差は10℃以上あり、山頂は8℃だが、日中はさらに気温が下がり、霧雨で体が濡れることで体感は氷点下近くまで低下する。

額平川コースの沢渡渉は、霧雨による増水で難易度が増す。20回を超える渡渉地点で水量の増加が予想され、無理な渡渉は滑落や流される危険を伴う。日高の深い原生林では視界不良も加わり、ルートファインディングには細心の注意が必要となる。

体感気温は行動中も低く推移するため、完全防水のレインウェア上下は必須。ベースレイヤーは速乾性、ミッドレイヤーにフリースや薄手ダウン、アウターは防水透湿性シェルで体を濡らさないことが低体温症予防に直結する。予備の防寒着も必ず携行すること。

夕方以降も弱い霧雨と低温が継続する。今日の山頂へのアタックは避けるべきだ。幌尻山荘に到着している場合でも、夜間の外出は極力控えること。