白山山頂は現在曇り、気温8.8度、体感7.3度。風は穏やか。山麓との気温差は9.6度と大きく、標高が上がるにつれて体感は冷涼となる。日中は曇りが続くが、12時以降は降水確率88%、15時以降も73%と高く、霧雨の可能性も考慮すべき。地面は日中比較的ドライだが、午後は湿潤化し、夜間は雨により泥濘となる。

行動装備として、アイゼンやチェーンスパイクは不要。しかし、午後からの降水確率上昇に備え、上下セパレートの防水透湿性雨具は必ず携行すること。防寒着は速乾性ベースレイヤーの上にフリースなどのミッドレイヤー、そしてアウターシェルが基本。体感7度台では停滞時に冷え込むため、ダウンや化繊中綿の追加防寒着も必要である。

午後の降水と霧雨の可能性から、御前峰や大汝峰といった開けた稜線では視界不良となる恐れがある。砂防新道などの登山道は、雨で滑りやすくなるため、慎重な歩行が求められる。日中の突風は最大8.1m/s程度で行動に大きな支障はないが、夜間21時以降は突風15.2m/s、翌0時以降は22.4m/sまで強まり、雨と重なることで低体温症のリスクが極めて高まる。翌0時の気温5.7度、突風22.4m/sでは体感温度は氷点下まで低下する。夜間の行動は絶対に避けるべきである。室堂での宿泊を予定している場合でも、翌早朝の行動は天候回復を待つか、中止を検討すべき。