午前7時15分、羊蹄山山頂は曇り、気温4.3℃、体感1.6℃。風は穏やかで視程は1.8km。山麓との気温差は10℃以上あり、既に山頂付近は冷え込んでいる。日中にかけては薄曇りからほぼ晴れへと天候は好転し、視程も改善する見込みだ。最高気温は12時に8.9℃まで上昇するが、体感はそれ以下で推移する。

風は日中にかけて徐々に強まり、15時には突風11.2m/sが予想される。独立峰である羊蹄山では、この程度の風でも森林限界を超える1400m以上では体感温度を大きく下げる要因となる。ベースレイヤー、ミッドレイヤーのフリース、そして防水防風のアウターシェルは必須装備だ。手袋と帽子も必ず携行すること。地面は降水がないため全体的にドライだが、早朝の湿気や谷筋、日当たりの悪い場所ではウェットや泥濘箇所があるだろう。アイゼンやチェーンスパイクは不要である。

雷の可能性は低いが、午後の降水確率は最大53%と高まるものの降水量は0mm予報だ。しかし独立峰の天候急変には常に警戒が必要で、雨具は必ず携行したい。山頂火口を巡るお鉢めぐりでは、突風によるバランス喪失や火口縁での滑落に注意が必要だ。体感気温が1℃前後で推移するため、行動中の汗冷えや停滞時の冷え込みによる低体温症リスクは高い。日没後の18時以降は気温がさらに低下するため、無理な行動は避けること。